MVNOでもテザリング!3種類のテザリングを使い分けよう

テザリング

仕事やプライベートにおいて、外出先でパソコンやタブレットを使いたい場合は多いですよね。そんな時に役立つのはスマートフォンのテザリング機能です。

念の為に確認しておきますが”デ”ザリングではなく”テ”ザリングです。お恥ずかしながら筆者も昔、間違っていました。

テザリング機能を使うと、スマホをモバイルルーターのように中継器として利用できます。スマホだけあれば、専用の端末を買うことなくどこでもパソコンが使えることは非常に大きなメリットです。

でもMVNOの格安SIMでは、テザリングが利用できない機種があることを知っていますか?また、テザリングは3種類あって使い分けることが重要なことを知っていますか?

そこで今回は、MVNOでテザリングが利用できない機種と、3種類のテザリングそれぞれの特徴と使い分けについて紹介します。

1.MVNOでテザリングできないスマホは?

auとソフトバンクでは、オプション料金500円を払って使うテザリング機能ですが、MVNOの格安SIMを使えば無料で使うことができます。

もっとも無料なのは当たり前のことで、テザリングはスマホ自体の機能です。auとソフトバンクの行為は、料金の二重取りで、利用者はデータ通信量分の料金を払っているので、なんか納得いきませんが……

そんなMVNOでは無料で使えるテザリングですが、実は利用できない端末があります。以下の2種類のスマホがそうです。

  • ドコモで購入したAndroid端末
  • auで購入したiPhone

SIMロック解除をしても無理なので、どうしても使いたい場合はSIMフリーの新しい機種かドコモのiPhoneかauのAndroidをを購入する必要があります。

新しい携帯を購入する場合は「格安SIMで使えるスマホのおすすめの選び方」を参考に選んでみてください。

2.3種類のテザリングを使い分けよう

スマホでは、以下の3種類のテザリング使うことができます。

  • Wi-Fiテザリング
  • Bluetoothテザリング
  • USBテザリング

それぞれのメリット・デメリット・特徴があるので紹介します。

2-1.もっとも活用幅が広いWi-Fiテザリング

テザリングと言えばほとんどの人が思い浮かべるのが、Wi-Fiテザリングではないかと思います。文字通りWi-Fiを利用して通信を行う方法です。イメージとしては、スマホをそのまま無線LANに置き換えるような形です。

特徴をあげるとメリットとして対応機種の多さ、通信速度の速さ、デメリットとしてはバッテリーの消費が激しいことが挙げられます。

Wi-Fiテザリングでは、スマホ・タブレット・パソコンはもちろんPS4やWiiUなどのゲーム機に繋げることもできます。無線LANのWi-Fiで繋げられるものなら、なんでも使うことができます。

通信速度の速さも、同じ無線接続のBluetoothと比べると速く、有線接続のUSBと比べると流石に負けますが必要十分です。

wifi-tethering-speed

画像は、Zenfone5でWi-Fiテザリングを行っている時のスマホ側の通信とパソコンでの通信速度測定です。パソコン側の速度はさすがに、落ちているものの利用には充分です。

Wi-Fiテザリングの注意事項は、バッテリー消費が多いことです。30分ぐらい利用しているだけでもあれよあれよと残量が減っていきます。スマホが電波の送受信を同時に行っているので、ちょっとばかり無理をしているんだと思います。長時間の利用は、モバイルバッテリーと合わせるのがおすすめです。

実際に使う際の設定方法は簡単で、最初にアクセスポイントの設定を行うと、次からはスマホのWi-Fiテザリング機能をオンにするだけで利用ができます。詳しくは「Wi-Fiテザリングの設定方法」を参考にして下さい。

2-2.バッテリー消費がいいBluetoothテザリング

Bluetoothテザリングは、最近よく聞くBluetoothイヤホンなどと同じ無線通信を使った機能です。使っている周波数帯は電子レンジと同じなので、レンチンしているときには混線して使えません…

Bluetoothテザリングのメリットは、なんといってもバッテリー消費が少ないことです。

Wi-Fiテザリングに比べて電池消費は1/10程度です。また、Bluetoothテザリングでは、実際に使う時以外には電池を消費しないのでスマホ側のテザリングは付けっぱなしで使うこともできます。

反面、利用できる機種が少なく、速度がでないことがデメリットにあげられます。

Bluetooth対応機種は、Wi-Fiと比べると今のところ少ないのが現状です。ただしここ2~3年で発売されたスマホやパソコンは対応している機種がほとんどなので特に困りはしません。

速度が遅いのは仕方ありません。Bluetoothの理論値が24Mbpsです。ドコモの電波の理論値が262.5Mbpsですが100Mbps出ることもほとんどないのでこんなもんでしょう。

実際に測ってみると、スマホが10.99Mbps、パソコンが0.6Mbpsの速度だと結果が出ました。普通に使えているのでもっと速いと思いましたが意外です。先ほどのWi-Fiテザリングでも思ったより出ていなかったので、パソコンで使ったの計測サイトが駄目なのかもしれません。

bluetooth-tethering

この速度でもウェブページ程度だと、もたつくようなことはもありません。スマホのテザリングで、ネットゲームなどデータ消費が激しい使い方はしないと思うのであまり気にしなくても大丈夫です。

使い方について簡単に説明します。初期設定として利用する機種同士を認証するペアリングを行います。利用時にはスマホで機能をオンにして、パソコンで認証することになります。ただし、スマホの機能はずっとオンにしても大丈夫です。詳しい使い方は「Bluetoothテザリングの設定方法」を参考にして下さい。

2-3.通信速度最速のUSBテザリング

スマホとパソコンをUSBで接続する

USBテザリングでは、スマホとパソコンをUSBケーブルで繋いで通信を行います。

メリットとしては通信速度が速く安定していることと、充電しながら利用できることがあげられます。

他の2種類のテザリングと違い有線接続なので、通信時に減速されることが少ないです。パソコンで充電しながら行えるので長時間の利用にも安心です。

速度を測定してみたところ、スマホ側が26.73Mbpsでパソコン側は12.25Mbpsとかなり高い通信速度がでています。

tethering-speed-001

デメリットは、スマホとパソコン間でしか行えないことです。

スマホ同士やタブレット、ゲーム機を繋ぎたい場合には他の手段をとる必要があります。また、USBケーブルを常に持ち運ばないといけないようになります。

使い方に関しては3種類のテザリングの中でもっとも簡単で、スマホと利用する端末をUSBケーブルで繋ぐだけです。詳しい設定方法は「USBテザリングの設定方法」を参考にしてみてください。

3.Wi-Fiスポット付きMVNOでできる地味に便利なテザリング活用法

MVNOでテザリングする時のデメリットといえば、パソコンでネットをするのでやはりスマホで使うよりもパケットを消費するということです。

実はこの問題は、Wi-Fiスポット付きのMVNOなら解決されるかもしれません。

どういうことか簡単に説明すると、通信をWi-Fiスポット→格安スマホ→パソコン・タブレットと行うことでスマホ自体はデータ通信量を伴うLTE通信を行わないようにできるからです。

そのためにテザリングの種類は、Wi-Fiを受信しながらデータの送信ができる、BluetoothテザリングかUSBテザリングでなければいけません。

また、契約するMVNOは、Wi-Fiスポット付きのOCNモバイルONE、BIGLOBE SIM、Nifmo、ワイヤレスゲートのどれかでなければいけません。

筆者はNifmoの格安SIMで何度か試したことがありますが、旅行先で無料Wi-Fiが使えないマクドナルドやイオンモール、その他のカフェなどの店舗で利用でき地味に便利です。ただこの機能のためだけに自分が使う格安SIMを選ぶほどではありません。

4.さいごに

3種類のテザリングの比較をまとめておきました。

テザリング名通信速度設定の
簡単さ
対応機種電池消費
Wi-Fiテザリング○(無線)
Bluetoothテザリング△(無線)
USBテザリング◎(有線)◎(充電)

利用する際は、それぞれ自分に合ったテザリングを使う事が重要です。

テザリングの設定方法は、iPhoneとAndroidともにそれぞれ下記を参考にして下さい。

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