これで完璧!iPhoneをMVNOで使うための5ステップ

iPhoneを月々の利用料金が安いMVNOで運用したいと考えている人はかなり多いのではないでしょうか。

しかし、事前に利用可能な機種と条件や設定方法を調べずに乗り換えしたばかりに、無駄な費用がかかったり、iPhoneが利用できない事態に陥っている人が多いことも事実です。

そこでこのページでは、iPhoneをMVNOの格安SIMで使うための全ての手順を説明しています。内容を把握することで、誰でも簡単にMVNOでiPhoneを利用できるようになるので、これから利用を考えている人はぜひ参考にしてください。

1.iPhoneを準備する

1-1.すでにiPhoneを持っている場合

手元にiPhoneを持っている人でも購入したキャリアによっては使えなかったり、テザリングに制限があったりします。

乗り換え後にiPhoneが利用できないほとんど原因なので、必ず確認してください。

1-1-1.ドコモのiPhone

MVNOでは、ドコモのiPhone5/5c/5s/6/6Plus~が利用できます。

ドコモのiPhoneはキャリアと同じように全ての機能を利用できます。テザリングとSMSも問題なく利用できます。

1-1-2.auのiPhone

MVNOでは、auのiPhone5/5c/5s/6/6Plus/6s/6sPlus~が利用できます。

ただし、注意点があります。

auのiPhoneではテザリングとSMSが利用できません。外出先でパソコンやタブレットを使うためにテザリングが必要な場合は、新しい機種を購入する必要があります。

また、iPhone6S以降のVoLTE対応機種はSIMロックの解除が必須になります。auのiPhoneは、SIMロックを解除しても電波の周波数の問題からmineoとUQ mobileでしか利用できないので注意してださい。

1-1-3.SIMフリーのiPhone

MVNOでは、SIMフリーのiPhone4/4s/5/5c/5s/6/6Plus/6s/6sPlus~が利用できます。

SIMフリー版なので、テザリングやSMSなの機能面に制限もありません。

1-1-4.ソフトバンクのiPhone

ソフトバンクのiPhoneは、基本的にMVNOでは利用できません

ソフトバンクのiPhoneを持っている場合は、その機種を売却してドコモのiPhoneの中古品(白ロム)を購入する方法がおすすめになります。

なお「基本的に」と説明したのは、抜け道的な方法もありSIM下駄やファクトリーアンロックを利用すれば使える可能性もあるからです。

ただし、上手くいかない可能性も高く、失敗すればSIMカードを認識しない状態にもなりえます。また、成功しても電波を掴みにくい状態になる可能性も高くおすすめできません。完全に自己責任で損をしてもいい場合のみ試してみてください。

なおソフトバンクのiPhone6S以降の機種ではSIMロックが解除できるようになるので、ドコモ系のMVNOで使える可能性が高いです。詳しい内容は、SIMロック解除ができるようになった後日追記します。

1-2.新しくiPhoneを購入する場合

iPhoneを持っていない人や、ソフトバンクのiPhoneを持っている人は、新しく購入しましょう。

ドコモ・auとSIMフリーのiPhoneが選択肢になりますが、おすすめはドコモのiPhone(白ロム)です。キャリア版のスマホの事を白ロムと言います。

1-2-1.ドコモの白ロムがおすすめ

では、なぜドコモのiPhone(白ロム)がおすすめなのでしょうか?

まず最初に値段の問題があります。SIMフリー版は、ドコモ・auの白ロムを比べると新品で2~4万円近く高いです。なぜなら白ロムは新品であってもキャッシュバック目的などで購入されてそのまま売られた新古品であるからです。基本的な機能も変わらないので、白ロムがおすすめです。

次に、auではなくドコモのiPhone(白ロム)がおすすめな理由について解説します。

先ほどSIMフリー版と基本的な機能は変わらないと書きましたが、電波の問題上auのiPhoneではテザリングとSMS機能が使えません。なので、ドコモのiPhoneの方がおすすめになります。

ただしドコモより値段はさらに安くなるので、安さを重視する人はauのiPhoneを狙ってみてもいいかもしれません。

では、SIMフリー版はどういう場合におすすめなのでしょうか?

答えは、海外で使いたい場合のみ、SIMフリーのiPhoneを選択になります。ただしiPhone6S以降は、ドコモ版でもSIMロックの解除が可能になり海外でも使えるのでSIMフリー版を購入する意味はかなり薄れます。

1-2-2.ドコモのiPhone(白ロム)の購入と機種の選び方

では、実際にドコモのiPhone(白ロム)を使うとなればどうすればいいのでしょうか。

購入方法と機種の選び方について簡単に解説します。

ドコモのiPhone(白ロム)はヤフーオークションか中古携帯ショップなどで購入することになります。ヤフオクの方が値段が安く1~2万円近く違うので、自分でできる人はヤフオクでの購入がおすすめです。

また購入する機種は、価格面とスペック等から総合的に判断して選びましょう。

まず最初にiPhone本体のストレージ容量の選び方を説明します。iPhoneの16GBの最小モデルであれば、システムファイルを除いて実際に使える容量は10.9GBです。データを入れ過ぎるとすぐに使い果たしてしまうので、音楽や動画を多く持ち運びたいのであれば32GB以上がおすすめです。

スペックに関しては、最新機種のiPhone6s/6sPlusがもっとも良いですが、2年前のiPhone5sでも充分なスペックです。今1番売れているSIMフリースマホのARROWS M02(2万9800円)がiPhone5と同じくらいのスペックなので、iPhone5sでも現行機種と比べて充分な高スペック機になります。コストパフォーマンスの良い機種を選びたいならiPhone5sかiPhone6が最もベストです。

参考までにヤフーオークションでのドコモの新品のiPhone(白ロム)の平均落札価格を調べました。金額面でどの機種を買うかの目安になります。なおオークションなので落札価格は上下する場合があります。

機種16GB32GB64GB128GB
iPhone6sPlus65000円-82000円85000円
iphone6s63000円-79000円82800円
iPhone6Plus48500円-61000円67000円
iPhone645000円-57400円64000円
iPhone5s38700円41800円48000円-
iPhone5c34300円36800円--

以上のことを踏まえて、ドコモのiPhone(白ロム)を購入してみてください。

2.申し込み前の準備

実際にMVNOで格安SIMの申し込みを行う前に、利用するMVNOを選択し少しだけ準備をする必要があります。

そこで申し込み前に知っておいてするべき必要がある

  • iPhoneを使うMVNOの選択
  • 電話番号が必要か?SIMカードの種類
  • MNP予約番号の取得方法
  • SIMカードのサイズ

の4つのポイントについて説明します。

2-1.MVNOの選択

まず最初に、iPhoneを利用するMVNOを選びましょう。

ドコモ・SIMフリーのiPhoneとauのiPhoneで利用できるMVNOが違うので充分に注意してください。

2-1-1.ドコモとSIMフリーのiPhoneはドコモ系MVNO

ドコモとSIMフリーのiPhoneはドコモの電波を使ったドコモ系MVNOで利用できます。

正確には、SIMフリーのiPhoneは、au系MVNOでも使えますがテザリングやSMSが使えなくなったりするので、ドコモ系MVNOを推奨します。

ほぼ全てのMVNO(UQmobile以外)がドコモ系なので乗り換え先は沢山あります。なのでここではiPhoneで利用するために、おすすめのMVNOを挙げておきます。

格安SIMのみを購入するのであれば、もっともおすすめできるMVNOです。業界最安値かつ最多プランの多さが魅力で、バックボーンがIIJmioなので回線の信頼性も高いです。間違いなく自分にあったプランを選ぶことができます。

楽天市場を利用する人は、月々の利用でポイントが貯まる楽天モバイルの利用がおすすめです。また、月々850円で通話料をお得にするの5分間かけ放題オプションがあるのでLINE通話以外に電話をたくさんする人にもおすすめです。

家族での乗り換えや複数端末の利用はmineoがおすすめです。家族割・複数端末割の割引や家族間・端末間でのパケットのシェアなどデータ通信量をお得にやり繰りできるサービスが揃っています。

2-1-2.auのiPhoneはau系MVNO

auのiPhoneは、auの電波を使ったau系MVNOのmineoかUQmobileを利用することになります。

ドコモ系MVNOと比べて、2社しか選択肢はありませんがどちらも非常に満足度が高い格安SIMなので、あまり悩まなくてもいいメリットとも言えます。

どちらにするかは、月に使うデータ通信量が3GB以内であるかで選択するのがおすすめです。3GB以内であればUQ mobile、それ以外はmineoがベストです。

MVNOのなかで最速の通信速度を誇り、大手3キャリアとほぼ同じ通信速度度を誇るのがUQmobileです。ただし、高速通信量が3GBのプランしかないのでそれ以上のデータ容量が必要な人はmineoを選択してください。

ドコモ・au回線どちらも利用できるMVNOがmineoです。UQ mobileには通信速度は負けますが、こちらも快速で安定した通信速度を維持しています。5/10GBなどのの大容量のプランや家族での利用を考えている人はmineoがおすすめです。

なお、au系MVNOでiPhoneを使う方法についての詳細は、「UQmobileでiPhoneを利用する方法」「mineoでiPhoneを利用する方法」にまとめているので参考にしてください。

2-2.電話番号が必要か

スマホは小さなチップのようなSIMカードによって通信を行います。

MVNOのSIMカードには、

  • データ専用SIM
  • 音声通話対応SIM

の2種類があります。

何が違うのかといえば、090、080、070で始まる電話番号が利用可能かどうかの違いです。電話番号が必要な場合は音声通話対応SIMを利用しましょう。

データ専用SIMは、電話番号こそありませんが、データ通信であるLINEやSkypeの通話はできます。なので、2台目以降のスマホや小さい子どもやお年寄りなどに携帯電話を持たせたい場合に選択してください。

なおキャリアで使っていた電話番号と同じ番号を使いたい場合は、乗り換え手続きが必要です。詳しい内容について紹介します。

2-2-1.MVNOへの乗り換え手続き

MVNOでも同じ電話番号を使ってiPhoneを利用したい場合は、MNP(乗り換え)をしなければなりません。

手続自体は簡単で、今iPhoneを使っているキャリアでMNP予約番号を発行するだけになります。MNP予約番号の発行は、3キャリアとも公式サイト・電話・ショップで受け付けています。簡単な電話での発行がおすすめです。

下記のページで、それぞれのキャリア別に、MNP予約番号の発行方法について解説しているので参考にしてください。

MNP予約番号は、格安SIMの申込時に必要になるのでそれまでに入手しておきましょう。

2-3.SIMカードのサイズ

SIMカードには、nanoSIM・microSIM・標準SIMの3種類のサイズがあります。

格安SIMの申し込み時に選択が必要になるので把握しておきましょう。iPhone5以降の機種は、nanoSIMを選択しておけば大丈夫です。

SIMカードの種類対応機種
nanoSIMiPhone5以降
microSIMiPhone4/4s
標準SIMiPhone3G/3GS

auのiPhoneではSIMカードのサイズに加えて、VoLTE対応機種であるiPhone6s以降はSIMロックの解除とVoLTE対応SIMの利用が必須になります。面倒ですが忘れ内容にしてください。

3.格安SIMの申し込み

いよいよ格安SIMの申し込みです。

自分が利用したいMVNOの公式サイトに移動して、購入手続きを取りましょう。購入手続き自体は非常に簡単で、利用したい格安SIMとプランを選び、購入者情報を入力するだけです。

購入する際には、SIMカードの種類とサイズを間違えないように充分に注意してください。間違えて注文してしまった場合は、再発行手数料が3000円程度かかります。

また、基本的に支払いは購入者名義のクレジットカードのみの対応です。どうしてもクレジットカードが駄目な場合は、月払い対応の楽天銀行やスルガ銀行のデビットカードも利用できる場合もあります。

音声通話対応SIMの場合は、本人確認書類のアップロードも必要になるので免許証や健康保険証を用意しておきましょう。データ専用SIMの場合は、本人確認書類は必要ありません。

契約から、1~5日前後で格安SIMが届くのでしばらく待ちましょう。

4.使用開始前のiPhoneの設定

MVNOから格安SIMが届けば、早速iPhoneの設定を行いましょう。

必要な手続きは、SIMカードの交換とAPNの設定の2つです。非常に簡単なので、時間がかかっても10分程ですぐ終わります。

MVNOによってはこの2つにに加えて電話の開通手続きが必要な場合もあります。その場合は、格安SIMに同梱されているパンフレットを参考に電話の開通手続きを行ってください。

では、iPhoneの設定を行ってみましょう。

4-1.SIMカードの交換

まず最初に、iPhoneの側面のSIMカードスロットに入っている、SIMカードを交換します。

SIMカードの取り出しは、iPhone購入時に同梱されているSIM取り出しツールで行えますが、紙を閉じる金属製のクリップでも代用できます。

iPhoneのSIMカード取り出し

右側面の小さな穴が開いているところ(3G/3GSは上部)がSIMスロットです。ツールかクリップの先を差し込み思いっきり押しましょう。クリップの先が曲がるくらい硬いこともあります。1回では取り出しにくいかもしれませんが、何度かチャレンジしてみてください。

Apple公式|iPhoneのSIM カードを取り出す

スロットが開けば、MVNOで購入した新しいSIMカードと交換しましょう。

SIMカードの交換だけは通信ができないので、引き続きAPNの設定を行います。

4-2.APN設定

iPhoneで通信を行えるようにするためには、プロファイルをインストールしてAPNの設定を行う必要があります。

下準備としてWi-Fiに接続する必要があります。

家にインターネット回線がなく、Wi-Fi環境がない場合は公共の無料Wi-Fiスポットを利用しましょう。セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどのコンビニやスターバックスなどのカフェで無料でWi-Fiを使うことができます。

それぞれの利用方法は、下記のリンクを参考にしてください。

それでは、さっそくAPNの設定に進みましょう。

APNの設定には、プロファイルが必要になります。設定自体は非常に簡単で、Safariでプロファイルにアクセスしてインストールするだけです。

プロファイルは各MVNOの公式サイトで入手できます。参考までに代表的なMVNO3社のプロファイルのリンクを貼っておきます。それ以外のMVNOのプロファイルは、MVNO名+プロファイルで検索して入手してください。

まず最初に、プロファイルにアクセスしましょう。

「プロファイルをインストール」する画面が開くので、「インストール」タッチしましょう。次にパスコードを設定している場合は、入力画面がでるので入力します。

続いて「警告」画面が出ますが、そのままインストールを行いましょう。警告画面はどのMVNOのプロファイルでも出ますので問題ありません。

「完了」をタッチすれば、設定は完了です。

5.iPhoneをMVNOで思う存分使おう

以上で全ての手続きと設定は完了です。早速iPhoneを利用してみましょう。

まだ、格安SIMを選んでいない人は、iPhoneでは以下のMVNOがおすすめです。

DMM mobile
ドコモとSIMフリーのiPhoneの使用で、格安SIMのみを購入するのならばもっともおすすめできるMVNO。業界最安値と最多プランでもっとも自分に合ったデータ容量を選べます。

楽天モバイル
月々の利用料金で楽天ポイントが溜まるので、楽天市場を利用する人にはもっともおすすめできます。また、月々850円の5分間かけ放題オプションの利用で通話代金もお得に使えます。

mineo
mineoは、ドコモ・au系回線どちらも利用できるので、ドコモ・au・SIMフリーのiPhoneが使えます。家族割・複数端末割やデータシェアで家族使いにもっともおすすめできるMVNOです。

UQ mobile
au系MVNOは、MVNO業界最速でキャリアと同程度の通信速度を誇っています。auのiPhoneを使っていて、3GB以下のデータ容量でバッチリな人には間違いなくおすすめです。

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