最安値競争に決着!DTI SIMの評判と詳細

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DTI SIMは、DMM mobileと過激な料金争いをしていることで密かに知名度を高めているMVNOです。現在のところ、その価格競争は一時休戦状態で、DMM mobileが一時白旗を上げた状態になっています。

このDTI SIM、実は1回サービスを運営する会社が変わっている珍しいMVNOです。

今回は、そんなDTI SIMについて、料金とプランの詳細、メリット・デメリットに加えてDMM mobileとの比較をします。

公式サイト:DTI SIM

1.DTI SIMの興味深い経歴

DTISIMは、元々は通信事業を手掛けるフリービットが2012年にはじめたServersMan SIM LTEというサービスでした。

その事業を2015年10月1日よりフリービットの子会社であるドリーム・トレイン・インターネット社が引き継ぐことによって、DTI SIMが誕生しました。

DTI SIMの誕生によって、高速通信ができない格安SIMのServersMan SIM LTEが高速通信のできる格安SIMに生まれ変わりました。

その後親会社のフリービットは、TSUTAYAと業務提携を結び、トーンモバイルの格安スマホの販売を行っています。

2.DTI SIMの料金とプランの詳細まとめ

DTI SIMのデータ容量別の料金は以下の通りです。

プラン名1GB3GB5GB10GB
データプラン(データ専用SIM)600円840円1220円2200円
音声プラン(音声通話対応SIM)1200円1490円1920円2900円

やはり、注目するのは価格の安さです。電話番号がある音声付きSIMの3GBで1500円の価格を切っていて非常に安くなっています。他の格安SIMでは、3GBのプランの場合は1600円が標準です。

次にDTI SIMのプラン詳細のまとめです。

項目内容
通話料20円/30秒。通話アプリの利用で半額が可能
SMS利用料150円
契約手数料3000円
解約手数料音声通話対応SIMの場合、12ヶ月以内の解約で9800円の違約金。MNP転出手数料5000円
通信制限直前3日間の利用が1GB/366MB、3/5/10GB/1GBで200kbpsの速度
高速データ通信料を使い切った場合に200kbpsの速度制限
テザリングSIMフリー端末:○、ドコモ版iPhone:○、ドコモ版Android:×
機能転送電話、留守番電話(300円)、キャッチホン(200円)
支払い方法クレジットカード
その他端末の販売なし

プランの特徴としては、必要最低限な機能しか揃っていないことがあげられます。

料金を安くするために最小限の機能しかないといえば聞こえはいいですが、力不足と捉えることもできます。

利用しようと考えている場合は、どんな機能が不足していて他の格安SIMと比べていくら安いのかという認識をしっかりともってから契約するかどうかを考える必要があります。

3.DTI SIMのデメリットはサービス内容が充実していないこと

では実際にDTIを利用する上で注意するべきことは何なのかを知っておきましょう。

注意しなければいけないことは、以下の3つです。

  • 余ったデータ容量の繰越ができない
  • 3日間の通信制限がある
  • 他社への乗り換えがしにくい

それぞれ他の格安SIMと比較しながら説明します。

3-1.余ったデータ容量の繰り越しができない

ほとんどの格安SIMで余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができます。2015年の4月ぐらいまでは、繰越できる格安SIMは非常に少なかったのですが今は一種のスタンダードとなっています。

余ったデータ容量が繰り越せることで旅行先でのテザリングなどがしやすくなり、非常に余裕を持ったスマホの使い方ができます。

最近では、繰り越し機能に加えて家族で余ったデータ容量をパケットシェアするサービスをmineoが提供しています。

DTI SIM以外で繰越できない格安SIMは、使ったデータ容量によって値段が変わるFREETELなどの変動性のプランや無制限プランだったりします。

3-2.3日間の通信制限が厳しい

忘れがちな点ですがDTI SIMには、直前3日間での通信制限があります。

1GBで366MB、3/5/10GBで1GBと非常に厳しい通信制限となっています。

特に10GBのプランでは毎日通信制限ギリギリまで利用しないとデータ容量を使いきることができません。翌月に繰り越しもできないので余らせるとタダの損になります。

また速度制限が行われると通信速度が200kbpsの低速になってしまいます。200kbpsというとスマホの文字だらけのサイトでもまともに見れません。

DMM mobileの場合は3日間での通信制限はありません。加えて、低速時になっても初速を速くするバースト転送機能と、低速・高速通信を手動で切り替えるアプリもあります。

3-3.MNP転出手数料が高いので、他社への乗り換えがしにくい

DTI SIMの音声通話プランを利用する場合は、解約手数料に注意を払っておく必要があります。

音声通話対応SIMの場合、12ヶ月以内の解約で9800円の違約金がかかります。格安SIMでは、6000円~9000円が一般的なので、少し高めの料金設定となっています。

それはまだいいのですが、他社に電話番号を移すMNP転出手数料が5000円と高く設定されています。キャリアや他の格安SIMでは一律3000円なので不思議です。

12ヶ月以内で他社に乗り換えをする時は、1万4800円という高い解約金が必要になります。

4.DTI SIMのメリットはなんといっても利用料金の安さ

DTI SIMのメリットは料金が格安SIMの中でも最安値クラスで安いことです。どうせなら1番安い格安SIMがいいという人も多いのではないでしょうか。

でも実際にどれくらい安いのかは比べてみないと分かりません。

そこで苛烈な最安値競争を繰り広げていたDMM mobileの格安SIMと比較をしてみたいと思います。

4-1.DTI SIMとDMM mobileの料金とサービス内容を比較

DTI SIMとDMM mobileの格安SIMをプランの種類、価格、サービス内容で比較してみます。

プランの豊富さ

  • DTI SIM:1/3/5/10GB
  • DMM mobile:1/2/3/5/7/8/10/15/20GB

プラン数の多さでは、DMM mobileに軍配が上がります。

選べるデータ容量がたくさんあることは、すなわち自分にあったデータ容量で使えるとうことです。さらにDMM mobileでは複数枚のSIMを利用できるシェアプランもあります。

料金の比較

DTI SIMが提供している1/3/5/10GBのプランで比べます。

データ専用プラン
MVNO1GB3GB5GB10GB
DTI SIM600円840円1220円2200円
DMM mobile590円850円1210円1190円

データ専用SIMは、DMMmobileの方が安い結果が出ました。しかし、10円差なのでドローといっても差し支えはないでしょう。

音声通話対応プラン
MVNO1GB3GB5GB10GB
DTI SIM1200円1490円1920円2900円
DMM mobile1260円1500円1970円2950円

音声通話対応プランでは、DTI SIMの方が10円から60円安いです。ドローの様なものですが若干DTI SIMに軍配があがります。

比べてるとはっきりしますが、料金面ではどちらもほとんど変わらずどんぐりの背比べともいえます。

サービスの比較

サービス面では比較するまでもなく、圧倒的にDMM mobileに軍配があがります。

DTI SIMにはない、余ったデータ容量の繰り越しとバースト転送機能、公式のアプリなど必要充分な機能がそろっています。また解約時やMNP転出時の違約金も軒並み低価格です。

4-2.比較結果|料金面では健闘するもそれ以外はDMM mobile

プランの種類とサービス面では、DMM mobileに軍配があがりました。

価格面でも、10~60円の料金差であれば、年間にして1000円も変わらないのでどちらでも良いといえます。特にDTI SIMを選ばないといけない理由がないのであれば、DMM mobileを選ぶ方がおすすめです。

DTI SIMとの比較の結果、DMM mobileについてもっと知りたいと思った人は「DMM mobileのプランと詳細」もぜひ読んでみてください。

5.DTI SIMの申し込み方法。スマホセットは未販売

DTI SIMでは格安スマホとSIMのセット購入はできず、格安SIMのみの販売となっています。スマホとプランの選び方、購入の流れについて注意事項とともに説明します。

  • スマホの選び方

利用できる機種は、ドコモ版の端末とSIMフリーの端末です。

au版の端末は、mineoのauプランUQ mobileでしか利用できません。また、ソフトバンク版のスマホは買い換える必要性があります。新しいスマホが必要ならば、スマホセットが安い楽天モバイルもおすすめできます。

DTI SIMでももちろんiPhoneは利用できます。利用前に設定などが必要なので「iPhoneをMVNOで使うための5ステップ」もぜひ一読して下さい。

  • プランの選び方

プランのデータ容量については、とりあえず3GBを選んでおけば大丈夫です。スマホを使う7割の人は3GBで必要十分ですし、購入後でも毎月公式サイトから変更を行えます。詳しくは「データ通信量の目安」を参考にしてください。

  • 申し込みの流れ

DTI SIMの申し込みは公式サイトより行います。

公式サイト:【DTI SIM】

DTI SIMプラン

申し込み自体は、格安SIMのプランを選んで、契約者情報の入力を行うだけなので15分程度ですぐに終わります。

SIMカードの到着も2~5日程度で届くのでその間はゆっくり待ちましょう。

6.DTI SIMの評判

DTI SIMのネット上の評判を見る限る今のところ不満をもって利用している人は少ないです。

といっても利用者のほとんどが半年間利用料無料キャンペーンで試しに格安SIMを使ってみようとした人なのであまり参考にはなりません。

実際、筆者も無料で半年間利用できるキャンペーン目当てで格安SIMを購入しました。

速度についても2016年の3月現在では充分に出ていますが、サービス内容改善されない格安SIMはどんどん速度も落ちていく傾向があるので、低下していくのではないかと思われます。

どちらにしてもDTI SIMは2015年10月のサービス開始からまだ1年も経過していないので本当の評価がされるのは、これからだといえます。
DTI SIM 半年間無料キャンペーン

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