IIJmioのファミリーシェアプランがおすすめでない4つの理由

IIJmioでは、家族向けにファミリーシェアプランの提供を行っています。

実は、このファミリーシェアプラン、家族みんなで格安スマホに乗り換えれるという気軽さの反面で思わぬ落とし穴があります。

そこで、この記事では、

  • IIJmioのファミリーシェアプランの詳細
  • シェアプランをおすすめできない4つの理由
  • 格安スマホを家族で利用するのに最適な方法

について説明します。

1.IIJmioのファミリーシェアプランとは

IIJmioでは、家族向けに最大3枚のSIMカードが使えるファミリーシェアプランを提供しています。

データ容量は10GBで、これを2~3枚の複数のSIMカードで分けます。

1-1.ファミリーシェアプランの料金

では実際に、どのくらいの価格で利用できるのでしょうか。

プラン名データ専用SIM音声通話対応SIM(1枚追加に付き+700円)
1枚2枚3枚
ファミリーシェアプラン 10GB2560円3260円3960円4660円

補足:SMS機能付きのデータ専用SIMは、1枚につき140円/月。
SIMカード発行の際には、1枚につき手数料2000円。

電話番号がある音声通話対応SIMに乗り換えた場合の、料金とデータ容量は以下の通りです。

  • 3人で使う場合:1人あたり月額1553円と3.3GB
  • 2人で使う場合:1人あたり月額1980円と5GB

2人・3人どちらで使う場合にも、キャリアより料金は半額以下で、データ容量も充分です。

気をつける点は、これは格安SIMのみの料金なので、新しいスマホが必要な場合は、別途端末代がかかります。もし、ドコモのスマホを使っているなら、機種変更なしでそのままIIJmioで使うこともできます。

1-2.ファミリーシェアプランの特典

IIJmioのファミリーシェアプランには、キャリアより安い料金で使えるメリット以外にも、もっとお得に使える嬉しい特典があります。

1-2-1.ファミリー通話割引を使えば家族通話が60%OFF

IIJmioでは「ファミリー通話割引」と、公式アプリの「みおふぉんダイアル」を使えば家族間の通話料が60%オフになります。

格安SIMでは、月額料金に加えて、使っただけ通話料金を払わなければいけません。

通話料は、30秒につき20円なので、30分の通話でも1200円かかります。

ファミリー通話割引を使うと家族同士の通話料が20%オフになります。加えて、IIJmio公式アプリの「みおふぉんダイアル」を使えば通話料がさらに半額になります。

2.ファミリーシェアプランをおすすめできない4つの理由

ここまでの説明から一見すると良いように思われるIIJmioのファミリーシェアプラン。

しかし、おすすめできない明確な4つの理由があります。

  • 乗り換え前に同一名義にする必要がある
  • ひとりひとりのデータ使用量に制限をかけれない
  • 他のプランと比べて自由度が下がるが価格はそれほど変わらない
  • 通話料割引はメリットがほとんどない

それぞれ説明します。

2-1.乗り換え前に同一名義にする必要がある

IIJmioのファミリーシェアプランは、3人で使用する場合でも1人の名義で契約しなければなりません。これにより、乗り換え前にキャリアのショップで名義変更を行わなければいけません。

名義変更を行う際には、デメリットが発生します。

  • 名義変更は、変更前と変更後の名義人2人でショップに行かなければできない。
  • 変更前と後で、当月中に2人が利用したことになるので、日割りのできないパケット定額料は2倍の金額を払わなければいけない。
  • 契約更新月に名義変更をした場合でも、古いプランを使っていた場合にはプランの変更が強制的に行われ2年縛りが再契約になる可能性がある。→違約金の発生。

名義変更は、手間と料金の面それぞれで避けたいところです。

2-2.ひとりひとりのデータ使用量に制限をかけれない

IIJmioのシェアプランは、10GBのデータ容量がありますが、ひとりひとりが使うデータ容量には、制限がかけられません。どれだけ使うのかは、自己責任になります。

例えば、3人で使っていたとしても、1人が10GBを使い、後の2人が全くスマホを使えない状態も発生しうるということです。

2-3.他のプランと比べて自由度が下がるが価格はそれほど変わらない

IIJmioでは、10GBのプラン以外にも3GBと5GBのプランがあります。料金は、音声通話対応SIMだと3GBが1600円、5GBが2200円で使えます。

10GBのファミリーシェアプランと料金を比較してみます。

【3人で利用する場合】
①シェアプラン(10GB) 4660円
②3GBのプラン×3人(9GB) 1600円×3=4800円

結果:①シェアプラン(10GB)の方が、1GB容量が多くて140円安い

【2人で利用する場合】
①シェアプラン(10GB) 3960円
②5GBのプラン×2人(10GB) 2200×2=4400円
③5GBと3GBのプラン(8GB) 1600円+2200円=3820円

結果:①シェアプラン(10GB) の方が、②5GBのプラン×2人(10GB)より480円安いが、③5GBと3GBのプラン(8GB)より、140円高い

いかがでしょうか?別々のプランで利用しても、シェアプランとひとりあたりで200円も料金が変わらないことが分かります。

また、10GBのデータ容量を2人か3人でピッタリ使うこと自体が難しいです。データ容量をたくさん余らせるのならば、IIJJmio以外でも、DMM mobileなどの他の格安SIMを使うほうが容量面や料金面でお得に使えます。

2-4.通話料割引はメリットがほとんどない

ファミリーシェアプランだけの特典として、家族間の電話が割引になるファミリー通話割引がありますが、そこまでメリットはありません。

なぜなら、スマホの電話を使わなくても、LINEの通話などで無料で通話できるからです。

また、わざわざみおふぉんダイアルを使わなくても、IIJmioでも楽天でんわなどのアプリが使えるので同様に通話料を半額にできます。

3.なぜおすすめできないのか根本的な理由

なぜ家族での利用がしにくいプランになっているのかには、根本的な問題があります。

それは、

  • IIJmioのファミリーシェアプラン=1人で複数回線を利用するプラン

だからです。

もともとは、ひとりで数台のスマホやタブレットを使うために作られたプランなので、名義人の問題や、ひとりひとりのデータ使用量に制限をかけられない問題が発生しているのです。

4.格安スマホを家族で利用する最適な方法

では、格安スマホを家族で利用するのには、おすすめな方法はないのでしょうか。

実は、あります。

それは、IIJmioとは違った、MVNOのmineo家族向けサービスを利用することです。

4-1.mineoの家族向けプランがおすすめな理由

mineoの家族向けプランは、個人で格安SIMを契約して、契約後に家族割とパケットシェアのサービスを適用します

IIJmioのファミリーシェアプランのように、1人が契約して複数のSIMカードを分けあって使うような仕組みではないので、自分の好きなプランを使いながら、家族向けのサービスのメリットを受けられます。

また、mineoでは、500MB・1GB・3GB・5GB・10GBの5つのデータ容量からプランを選択できます。なので、IIJmioよりも、自分に合った容量の格安SIMを選ぶことができます。

さらに、mineoの場合は、ドコモだけではなくauのスマホもそのままの機種で乗り換えることができます。

mineoの家族向けサービスについて、詳しく知りたい人は、mineoの公式サイトを参考にしてください。

5.まとめ

IIJmioのファミリーシェアプランは、言い換えると1人で複数回線を利用するプランになります。なので、家族向けにはデメリットが目立ちおすすめできません。

mineoであれば、個人で格安SIMを契約して、契約後に家族向けサービスを適用するのでデメリットは発生しません。

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